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花はもともと美しいものだが、ちょっとした工夫で、さらに愛らしく綺麗に撮影できる。用意するものは、特になし。カメラのレンズの向かって「はぁ〜」と、息を吹きかけるだけいい。するとレンズが曇り、このようなファンタジックワールドに仕上がる。これは、どんなカメラでも使えるテクニックだ。
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同じようにレンズに息を吹きかけて、逆光に輝く草を撮影。こうすると、太陽光が当たっている部分が、にじんで写る。オー! ファンタスティック! せっかく写真を撮りに出かけたのに、パッとしないと思った時は、息を吹きかけてみたりして遊びながら撮影すると楽しめる。
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光が“にじむ”現象を利用して、わざと背景に光を持ってくる。強い逆光に露出がアンダーとなり、逆に面白い雰囲気の写真になった。ただし、レンズを曇らせることによって、カメラのオートフォーカスがピントを合わせる場所を迷ってしまい、ピントが甘くなることもあるので注意したい。
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夜景を撮る時に「はぁ〜」と息を吹きかけると、霧の中で撮影したような写真になる。この光のにじみ方、「霧の中を運転しているときに見た〜」という人も多いのではないだろうか。原理的には、そのような感じである。写真のイメージを、見た目、ちょっと和らげたい時に使うと効果的である。
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撮影テクニック−ソフトフォーカス編
撮った写真を見返して、
「なんだか、あの時の雰囲気が出ていないんだよなぁ」
と思ったことは、誰にでも一度はあるはず。こういう写真では、状況や被写体に合わせた撮影ができていないことが多い。
では、状況や被写体に合わせた撮影ができるようになるには、どうすればいいか。それは、たくさん写真を撮ることである。写真をうまく撮るために必要なのは、何よりも経験なのだ。
ただし、経験といっても、写真を始めてから何年という“写歴”ではない。いかに多くの被写体を撮影したかという経験である。
写歴が短くても、多くの被写体を写している人は、「あぁ、あの時、こうすれば良かった……」という後悔もたくさんしていると思う。そうした失敗を重ねることによって、どこをどう撮ればいいかというコツが身についていくのだ。
だから、「たくさん写真を撮っているのに、全然うまくならない」という人は、もしかしたら反省が足りないのかもしれない。撮った写真を見直して、どこをどうすれば良かったか、考えてみてどうだろう。どんな時でもシャッターを切るという癖は身についていると思うので、きっとすぐに上達するはずだ。
基本的に写真はウソをつかないので、撮った写真を見直せば、「どこが悪いか」すべて写っている。次に同じモノを撮る時に、同じ失敗をしないように写せば、確実に上達する。撮った写真を見直すという行為は、写真上達の近道なのである。
……写真論について熱くなりすぎて、前置きが長くなってしまった。あぁ、反省。
今回、紹介するのは“ソフトフォーカス”というテクニック。知らない方のために、ここで、ちょっと説明しておこう。ソフトフォーカスとは、ファンタジックに撮るテクニックの一つで、これを使うと、被写体をまるで霧の中にいるかのようなイメージに仕立てることができる。
銀塩カメラの場合は、ソフトフォーカス機能付きのレンズか、専用のフィルターを使って撮るのが一般的だ。でも、ここで使うのはデジカメだし、わざわざ、そんな撮影アクセサリーを買うのはもったいない。なんとなくでいいから体験したい人のために、最も簡単な方法をお教えしよう。
まず、準備するモノは……何もなし。
ただ、撮影直前にちょっとしたことをすればいい。それは、カメラのレンズに「はぁ〜っ」と息を吹きかけるだけ。レンズが曇れば、準備OK! そのまま撮影すれば、あ〜ら、不思議。なんて簡単! ファンタジックワールドの出来上がりである。
この方法で、花、女性、子ども、ペット、夜景などを撮ってみると、かなりうまい人が撮ったような写真に見える。まぁ、むさ苦しい男の人を撮っても、同じような効果は得られるが……。とにかく、絶対、オススメの方法。
僕は以前、友だちにギターを習った時に、
「ワンフレーズだけでいいから、うまそうに聞こえる弾き方を教えて」
と頼んだことがある。確か、エリック・クラプトンの曲だったが、とりあえずワンフレーズだけ弾いて自己満足した覚えがある。ちょっと調子に乗って、友達の前で、自慢気に弾いてみたりしたような……。
写真にも、そんな「もしかしたら、この人、ウマイかも」みたいな“なんちゃって”方法はあるのだ。
ソフトフォーカス撮影には、息を吹きかけるだけでなく、レンズの前にパンストを被せて撮る方法もある。ただし、これは女性が撮影する場合に限る。だって、男の人が使うのは恥ずかしいでしょ?
まぁ、とにかく興味を持ってもらえたら、試してみてください。次回も、“うまそうに見える撮り方”を書きますので。
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